8月25日、こども発達支援センターてとてとのキャリアルームにて、会員対象家族支援企画、夏休み親子造形教室を開催しました。
アトリエ・カラフルの南川先生の指導のもと、兄弟児も含め、11名のお子さんとご家族がオリジナルTシャツづくりに取り組みました。
発達障がいのある子たちが、一般向けに開催されているワークショップに参加するってなかなかハードル高かったりします。南川先生は、みんな同じもの作らなくてもいいよってスタイルで見守って下さるし、みんな半信半疑で模様や色をつけていくけれど、できあがったTシャツを開くと、すっごくアートになっていることに本当に感動するんですよね。走り回っちゃったり、途中つかれて泣いちゃってもOK。このイベントは余暇の拡大ということも目的としています。いつも「すみません」という機会のほうが多いご家族の皆さんを私たちもよく分かっている分、この場は、「楽しかった思い出だけを持ち帰って下さい」と伝えています。できれば、継続してきてほしい。そしたら、きっと次には、もっと違う子どもの姿が見れるはずですから。
模様のテープを張るのが好きな子、色の世界が大好きな子。造形を通じて、子どもそれぞれの大好きポイントの発見も多く見られるなど、保護者はもちろん、スタッフも、今回お手伝いしてくれた日本福祉大学のサービスラーニングの学生たちにも、大きな学びが得られた、とても素敵な時間となりました。
できあがった作品を並べると、いつも思います。「みんなの違いが素晴らしい!」って。
参加してくださった皆様、アトリエ・カラフルの南川先生、サービスラーニングの学生たち、本当にありがとうございました。