昨日2月3日,半田市市民活動センターホールにてPaka Pakaのフリーマーケットを開催しました。このイベントは日本福祉大学1年生の「地域マネジメント実践Ⅰ」という授業を受けている学生23名と一緒に企画してきました。
朝,出品物の搬入から,会場レイアウト,おもちゃの陳列・値札付けなど,学生が頑張ってくれました。子どもがおもちゃを触って試せる場所にするには,,?と,子どもの目線に合わせて,マットに置いたり,レジまでの導線を考えてくれていました。
11時の開場とともに,お客さんが入ってきて,大きいおもちゃを孫が喜ぶからと両手いっぱいに抱えていかれる方や,気に入ったおもちゃを見つけてにっこにこの笑顔で帰っていく子ども,おもちゃを試す子どもと一緒に楽しそうに遊ぶ学生,双子を抱えながら一生懸命買い物される親子。そんな様々な光景に「やってよかったなあ」と改めて感じています。
今回は,どうやらいろんなタイミングが重なったのか,人手が少なく,最終的な収益は,寄付金や寄付付き商品の収益も合わせて,17,722円となりました。昨年の実績には及びませんでしたが,学生との振り返りの中では,良かった点の振り返りとともに,「もっとこうした方がよかったのでは?」という意見もたくさん出ていました。
地域のニーズを知り,必要な方に必要なものを届けるって一筋縄にはいかないからこそ,そのプロセスに学びがあります。市民活動に携わっていると,うまくいかなかったーって「悩むことの方が多かったり・・。でも,「課題」を知っているからこそ,その「課題を少しでも解決したい」という想いがあるからこそ,トライアンドエラーで進んでいくことが大事で,続けていくことが大事。そうやって続けているからこそ,「協力者」が集まっていくんです。
今回も人手は少なかったものの,関係機関の方も多くお立ち寄りくださいました。その中には,「来年こそはおもちゃを寄付しようと思っているの」と話してくださる人,「来年もやる?
」って聞いてくださる方が結構いらっしゃったんです。これがすごく大事なことで。こういうところを次につなげていく。そんなところを大事に「続けていくこと」が大切だと考えているのだと。そんな私の想いを学生に伝えさせていただきました。
いつかこの経験が,学生が,出会った当事者との関わりを通して,「地域」を見ること,また,その解決に向けて「行動」するきっかけになってくれたらと願っています。そして何より,このイベントに協力してくださったことに心から感謝いたします。
集まった収益は,今後の家族支援事業,主に講座の運営に活用させていただきます。これからのPaka Pakaの活動をお見守りいただけたらうれしいです。
ご来場くださった皆様,学生のみんな,菊地先生,ピアサポーター,本当にありがとうございました!
っと・・今回はおもちゃの集まりがとてもよかったので,余った物品どうしよう,,と悩んでいたところに,お声かけいただきまして,今月もう1回フリマやることになりました!!
日時:令和2年2月29日(土)9:30~14:00
場所:春扇楼 末廣 半田市御幸町87
150畳の広間で,ひな祭り撮影会が開催されているお隣で出店させていただきます。
※ ひな祭り撮影会はすでに満員御礼とのことです。
駐車場がありませんので,JR半田駅の機関車があるスペースをご利用ください。
今年のフリマ出店はこれで最後となりますので,皆様,是非お越しください!!!
ピアサポーターもお待ちしております。