Paka Pakaでは今年度も、武豊町・美浜町からの委託を受けて「ピアサポーター養成講座」を実施しています。
今年度は3名の方が受講されています。
ピアサポーターとは、「同じ経験をした先輩親」のこと。
同じ経験をしているからこそできる「共感・傾聴・情報提供」を通じて、必要な支援の場へとつなぐ架け橋の役割を担っています。
7月1日に行われた第3回講義では、NPO法人Smiley Dream顧問の櫻井雅美さんを講師にお迎えし、
「知多半島の子育て支援の現状」についてお話をいただきました。
「発達障害かもしれない」と感じるお子さんであっても、つながる支援先が必ずしも障がい児支援とは限らないということ。
お子さんの様子やご家族の受け止め方によっては、子育て支援の場に安心や居場所を求めることもあります。
そういったご家族への情報提供につながることを多く学ぶことができました。
講義の中では「たいやきカード」を使ったワークもありました。
自分や他者の「短所」も、見方を変えれば「長所」としてとらえることができる——
そんな気づきがあり、人と関わる活動を行う上で大切にしたい視点を改めて学ぶことができました。
同席したスタッフや行政職員の方々と、楽しく意見をシェアできたことも、とても良い経験になりました。
そして,なにより。
「障がいがあってもなくても、すべての子どもが大切な存在」であるというメッセージ。
視野が広がる、非常に有意義な時間となりました。
櫻井さん、本当にありがとうございました!
この講座も、残すところあと1回となりました。
最終回も楽しみです!!