Paka Pakaの小集団療育就学前クラスでは,各グループ月1回,療育時間内に30分,保護者対象茶話会を開催しています。先輩親が入り,日々の忙しさに流されそうになってしまうようなことをちょっと言葉にしながら,ときに「わかるー!!」って共感しあいながらのリフレッシュタイムです。この時間,年3回は療育スタッフが入り,10分間のミニペアトレも行います。
 今行われている療育が何のために必要なのか。何につながっているのか。そんなところをお伝えしています。今回のテーマはコミュニケーション支援。要求を引き出すために「待つ」がなぜ大事なのか。「前は先回りしてやっていたけれど,待つ大事さがわかったから,今は気を付けるようになった!」など,保護者の気づきの声がたくさん聞こえていました。先輩親からも「私もそうだったー。あの時もっとこうすればよかったとか考えちゃうときもあるけれど,この時期に意識できるようになったことって,すごく大きなことなんだよね。」なんて言葉も。
 保護者もこの時間をとても楽しみにしてくれているようです。相談しやすい環境を作ることと,適切な情報提供をどう行っていくべきかを考え,実践し続けること。この時間をしっかりと活用しながら,今後も子どもと家族のために,追及していきたいと思います。